記憶の工夫

「記憶の工夫」について

このカテゴリー「記憶の工夫」では、記憶術ほどの効果はないものの、知っていれば役に立つことがあるかもしれない、記憶時のちょっとした工夫を紹介していきます。

 

人によっては、相性が良ければ効果が出るかもしれない、といった感じの工夫です。

 

気に入ったものがあれば、使ってみて下さい。

 

文字を書き換える

記憶しやすいように文字を書き変えて記憶しやすくする方法です。

 

文章の文字が小さいと、あまり印象に残りません。

 

文字を見たときに、視界に占める割合の大きい方が記憶に残りやすいです。

 

そのため、文字を大きく書き換えるのです。

 

また、文字の太さも重要です。

 

細い文字よりも、太い文字の方がインパクトが大きいので、文字を太くして書き換えましょう。

 

また、色も重要です。

 

一般に、「」が印象に残りやすく、記憶しやすいという実験結果があるそうです。

 

大きく、太く、赤く文字を書き換えることで、より記憶しやすくなるでしょう。

 

色は赤が一般的に印象に残りやすいとされていますが、あなたにとって記憶しやすい印象に残る色にすれば良いです。

 

ワードなどで、文字のフォントを変えれば、簡単に記憶しやすい文字に変えることができます。

 

また、タッチパネル式の端末でデータを見るなら、拡大することにより、簡単に文字を大きくすることができ、容易に記憶しやすくすることができます。

内言語法

内言語法とは、自分自身に話しかけながら記憶する方法です。

 

実際に声をだしながら、自分に問いかけをして覚える方法です。

 

ブツブツと声を出しながら勉強している人を見たことはないでしょうか?

 

例えば、以下のように自分に話しかけます。

 

 

「この英単語はこの部分がこういう意味を表すから、〜だ」

 

「これは一昨日先生が話していたとこだよな、なんという意味だろう?」

 

「この公式をここで使えば、○がこうなって、△がこうなるから、答えが出るはずだ」

 

「ここでは、これを使えばいいんだよな?」

 

 

などというような感じです。

 

内言語法を用いると、実際に声に出して質問しているので、内容をしっかり認識しながら学習することができます。

 

友人を教え合いながら勉強する「グループ学習」が合う人なら、内言語法が適している可能性が高いです。

 

自分に問いかけて、自分で答える、という、一人グループ学習なのです。

 

内言語法は効果がある人にはある方法です。

 

試しにやってみて、自分に合うかどうか試してみて下さい。

人に話して記憶する

人に勉強した内容を話して記憶をより強くする方法があります。

 

勉強した知識を話すことによって、記憶の定着率が高くなります。

 

人に話して説明するには、きちんと理解できていなければできません。

 

分かりやすく人に説明しようと頭をはたらかせることによって、自分の理解も促進され、忘れにくくなります。

 

勉強したら、その知識を親しい友人や家族などに話すようにすれば、記憶に良く残ります。

 

 

また、人に話すという行為によって、その知識が知識記憶からエピソード記憶に変わり、記憶により深く残ります。

 

単純な知識として覚えるのでなく、あの時、あの場所で、あの人に話した、などといった関連事項が増えることで、記憶を思い出す手がかりが増えるのです。

 

普段から、人に話すことを前提に勉強すれば、中途半端な知識を披露して間違ったら恥ずかしい、という思いも生じるでしょうから、より勉強に身が入り記憶しやすくなります。

 

知識をひけらかす、うっとうしい奴と思われない程度に、人に知識を披露し、記憶の定着率を上げましょう。

状況を同一にして記憶する

状況を同一にして記憶する、とは、何かを記憶する時に、その記憶を思い出す状況と同一にして記憶する、という記憶の工夫です。

 

例えば、

 

数学を勉強する時にいつもガムを噛んでいるのなら、数学のテストを解くときにはガムを噛みながらだと数学に関する記憶を思い出しやすい、

 

教室のいつも座っている席で勉強した内容は、別の場所で思い出すよりも、その席で思い出しやすい、

 

というような感じです。

 

アルコール中毒の人が、酔っている間の記憶を酔いが覚めると思い出せないのですが、アルコールをとるとその記憶を良く思い出せる、という面白い事例もあります。
(最も、アルコールを飲みながら記憶するというのはそもそも記憶するのに適していませんが)

 

勉強する時には、記憶内容を思い出さなければならない状況を見越して勉強するとよい、ということです。

 

記憶する際には、記憶対象以外の情報も無意識に脳に取り入れているので、その無意識のうちに取り入れている情報を同一にしてあげることで、その記憶が引き金となって意識して覚えた事柄が思い出しやすくなるのです。

 

 

現実的に同一にするのが難しい事柄については同一にしなくて構いませんが、簡単にできることはできるだけ同一にすると、想起力(記憶を思い出す力)の向上が見込めるのです。

待機して記憶

待機して記憶するのも、記憶の定着率アップに効果的です。

 

何かを記憶してから、15秒〜20秒程度待機してから、再び記憶する、という方法です。・

以上に挙げたものの他にも、マインドマップは記憶をしやすくするのに大きな効果があるので、こちらも参考にしてください。

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