フォトリーディング用語集

フォトリーディング用語集について

フォトリーディングには、数々の専門用語が登場します。

 

それぞれの専門用語を正しく理解してこそ、フォトリーディングについての理解を深めることができます。

 

ごく一般的に見える語句でも、フォトリーディングにおいては特殊な意味で使われていることがあるので、注意してください。

 

フォトリーディング」で分からない語句が出てきたら、「フォトリーディング用語集」で確認してください。

 

もしくは、先にざっと「フォトリーディング用語集」を見ておくと、効率よく理解できると思います。

ミカン集中法

「ミカン集中法」は、シンプルな方法で心身をリラックスさせ、集中力を高める方法です。

 

まず、想像上のミカンを手のひらに乗せ、重さ、形、手触り、重さなどをできるだけ具体的に、鮮明に頭の中で思い描きます。

 

それができたら、左右の手の間でミカンをお手玉のように行き来させます。

 

ミカンを手に持ったまま、頭の上方当たりに10〜30cmくらいの位置にミカンを移動させ、ミカンがそこに浮いてとどまっているイメージをします。

 

ミカンの位置は上方であれば、真上でもやや前方でも、やや後方でも、集中力が高まれば、イメージする位置は自由です。

 

ただし、横にずれた位置はおすすめできません。

 

持ち上げた腕は、静かに下ろし、肩をリラックスさせます。

 

眼を閉じて、後頭部の上に浮いているミカンのバランスをとります。

 

そうすると、心身はリラックスし、集中力が高まっていきます。

 

次に、眼を閉じたままで視界が広がって行くのを像像します。

 

その後、リラックスし、かつ集中している状態を保ちながら目を開け、本を読み始めます。

 

これが「ミカン集中法」です。

加速学習モード

「加速学習モード」とは、脳が情報を受け入れる能力が高くなった、学習に最適な状態のことです。

 

この状態になってから、フォトリーディングを行います。

 

まず、深く息を吸い込み、吐きながら目を閉じます。

 

ゆっくりと息を吐きながら、数字の3を頭に思い浮かべながら、心の中で「リラックス」と唱えます。

 

頭からつま先まで、順に筋肉をリラックスさせていきます。

 

この次は、精神を穏やかにしていきます。

 

深く息を吸って、少しの間止めてから、ゆっくりと吐き出します。

 

心の中で「リラックス」ととなえます。

 

すると、吐く息とともに不安や緊張が外に出て行きます。

 

また深く息を吸って、少しの間止めます。

 

そして1で美しい静かな場所にいる自分を想像します。

 

これで優れた想像力と学習能力を発揮できる状態、「加速学習モード」になりました。

アファメーション

気の持ち方は学習に大きな影響を与えます。

 

フォトリーディングに対してネガティブな思考を持っていては、効果が出にくいです。

 

そのため、「アファメーション」(物事の肯定)を行い、学習効果を高めます。

 

肯定をする際には、自分にとって達成可能な肯定を行うことが大事です。

 

「自分は本を完全に暗記し、完璧に思い出せるようになる」などと言った無理な肯定をすると、逆効果です。

 

「自分は内容をしっかり理解し、本から得た情報を活かせるようになる」などと言った、実現可能な自己肯定をします。

 

次に、フォトリーディングの際の具体的なアファメーションの例を挙げて行きましょう。

 

まず、フォトリーディングをする前のアファメーションです。

 

 

フォトリーディング中、私は完全に集中している」

 

「私がフォトリーディングする情報は脳に写し取られ、私はそれを上手く利用できる」

 

「私は目的達成のために、(本のタイトル)の中の情報を得たい」

 

 

などと言ったものが効果的なアファメーションです。

 

フォトリーディングを終えた後のアファメーションでは、脳に情報をまとめるように指示する必要があります。

 

フォトリーディングをした後、意識では本の内容を理解していないため、本当に効果があるのか不安になるかもしれません。

 

否定的な思考をすると、自己暗示によって本当に否定的なことが起こってしまいます。

 

そのため、しっかりとアファメーションを行う必要があるのです。

 

 

「私は今、この本の印象を感じ取ってる」

 

「私はこの情報を(意識では)手放し、私の体と心に処理を任せる」

 

「私はこの情報を後で取り出して利用できるのを、どれくらい実感できるか楽しみだ」

 

 

などと言った文句がフォトリーディング後のアファメーションとしては効果的です。

 

ここで上げた例以外でも、自己暗示して肯定的な気分にできるなら、自分独自のアファメーションを行っても構いません。

フォトフォーカス

文字に焦点を合わせた状態で目に入ってくる情報は、意識を通して脳に入ってしまいます。

 

しかし、フォトリーディングでは無意識に情報を送って、無意識に情報を処理させなければなりません。

 

そのため、文章の一文字一文字に焦点を合わせてはいけません。

 

「フォトフォーカス」は文章の一文字一文字に焦点を合わせるのではなく、周辺視野を広げて一度にページ全体を眺める方法です。

 

フォトフォーカスの時の眼の状態を「ソフトアイ」と言います。

 

フォトフォーカスでページを眺めることで、視覚で取り込んだ情報をダイレクトに無意識の領域に取り込めるのです。

 

フォトフォーカス状態に入るコツには、次のようなものがあります。

 

手を伸ばして指を立て、指先に焦点を合わせます。

 

そして、指先に焦点を合わせたまま、目と指の間に本を持ってくるのです。

 

こうすることにより、簡単にソフトアイの状態に入ることができるのです。

 

その他のコツとしては、

 

・本の綴じ目を突き通して、その向こう側を見るようにする

 

・本のページの四隅に同時に注目する

 

・ページの行間に白い部分を見るようにする

 

・本の四隅を結ぶ「×」を頭に浮かべ、そのラインを見るようにする

 

などがあります。

 

 

これらのポイントをふまえて、ページ全体を眺めるように見ましょう。

 

そうすることで、フォトフォーカス状態に入ることができます。

 

上手くいくと、「ブリップページ」見えるようになります。

ブリップページ

「ブリップページ」の前に、まずは「ソーセージ効果」を紹介したいと思います。

 

まず、少し離れた壁に見つめる場所を決めます。

 

その1点を見つめながら、両手を目から40〜50cmのところに持っていきます。

 

両手の人差し指だけを立て、先端同士を距離が数cmになるくらいに近づけます。

 

すると、焦点がぼやけ、それぞれの指先が二重に見え、ソーセージ状に見えます。

 

これが「ソーセージ効果」です。

 

 

この時を同じ目の使い方、つまりフォトフォーカス状態で本を見ると、本の綴じ目の側でソーセージ効果と同じような現象が起きます。

 

この際に見えるのが「ブリップページ」です。

 

本の閉じ目のところに、かまぼこのような形が見えます。

 

ブリップページがどうしても見えない人もいるかもしれませんが、視線の拡散ができていれば問題ありません。

 

ブリップページを見ることが出来なくても、フォトリーディングができる人はいます。

 

ブリップページを見ることにこだわり過ぎないようにしましょう。

トリガーワード

「トリガーワード」は、本の中で強調されながら何度も使われている、目に飛び込んでくる語句のことです。

 

トリガーワードには作者の強いメッセージが込められており、本の中心的なキーワードです。

 

平均的なボリュームの本であれば、20〜25個くらいのトリガーワードを探して書き出しておきます。

 

短い文章であれば、5〜10個くらいのトリガーワードで良いです。

 

このトリガーワードは、フォトリーディングの「活性化」の際に大変重要になります。

 

トリガーワードをきっかけに、フォトリーディングで得られた情報から必要な情報が効率良く引き出せるようになります。

 

トリガーワードを見つける際には、目次や見出し、索引なども役に立ちます。

 

小説や詩などのフィクションの場合のトリガーワードは、人名や地名などの場合が多いということも覚えておくと良いかもしれません。

 

トリガーワードを見つける際には、あまり時間を掛け過ぎずに、数分で終わらせましょう。

 

リラックスした状態で、楽しみながら探した方が上手く見つけられます。

スーパーリーディング&ディッピング/スキタリング

「スーパーリーディング」は、文章をかたまりとしてざっと見ていきながら、求める答えが書かれた箇所を見つける読み方です。

 

視野を広くして文章の行全体が目に入るようにすることによって、自分にとって重要な箇所に気付きやすくなります。

 

 

「ディッピング」は、スーパーリーディング中に気になった箇所の周辺の一、二文をさっと読んで意味をつかみ取る読み方です。

 

その箇所から、自分に必要な情報が得られたと思ったら、再びスーパーリーディングに戻ります。

 

スーパーリーディング&ディッピングはフォトリーディングによって取り込まれた情報から、自分にとって重要な情報を意識上で理解するための作業です。

 

また、「スーパーリーディング&ディッピング」の代わりに「スキタリング」を行ってもいいです。

 

 

「スキタリング」は、素早く不規則に目を動かして、重要な言葉を拾い読みする方法です。

 

スキタリングは具体的には以下のような手順で行います。

 

1,ミカン集中法などを使って、心身がリラックスし、集中力が高まった状態である集中学習モードに入る

 

2,読書の目的を再確認する

 

3,スキタリングで読み始める段落の最初の一文を読む

 

4,スキタリングする範囲内の最初と最後の部分以外に目を不規則に動かして重要な言葉を拾い読みしていく

 

5,段落の意味がつかめなかった場合は段落の最後の文章を読む

 

6.段落ごとにスキタリングを行い、本を読んでいく

 

スキタリングは、情報量の多い文書などを読む時に有効な方法です。

高速リーディング

高速リーディングはもっと本の内容を知りたい、情報をさらに詳しく把握したい、という場合に、フォトリーディングの最終段階で行う方法です。

 

高速リーディングは、文書に対する理解度や難度によって自在にスピードを変えて読んでいく方法です。

 

単純な言い換え、既知の情報や不要な内容の箇所ではスピードを上げます。

 

また、深く知らない内容、複雑で難しい内容、もっと詳しく理解したいと思った箇所などでは、読むスピードを落とします。

 

大事なのは、止まらずに読み進むということです。

 

高速リーディングでは、文書の最初から最後まで一気に読みます。

 

分からない箇所で止まって、考えこんでしまわないようにしましょう。

 

読み進めていくと、分からない箇所に対する疑問を解決する手がかりが見つかるものです。

 

高速リーディングは必ず行わなければならないものでは無く、意識的により探く知りたいと感じた文書に対してだけ行えば良いです。