ペグ法を用いた記憶術

ペグ法とは

ペグ法の「ペグ」は、「掛け釘」などと言った意味で、帽子などを掛け釘にかけるように、記憶対象を掛け釘にかける、というイメージから名づけられました。

 

ペグ法は、「関連づけ」を行うための対象を、あらかじめ頭の中に用意しておき、それに記憶対象を関連付ける方法です。

 

 

ペグとしては、頻繁に行く場所や、指などの体の部位、などが主に用いられます。

 

また、自分の所属するクラブの構成メンバーや、クラスの友人達、家族や親戚、複数人で構成される芸能人のグループなどを用いても良いです。

 

自分にとって馴染み深く、記憶に良く残っているものを用いれば良いです。

 

 

ペグ法で場所を用いる場合の場所法については、場所はペグ法で用いるペグの中でも独特の性質を持つので、「場所法」の項で別に詳しく解説しています。

 

ペグ法の中でも、特に「言葉」に記憶対象を結びつけて覚える方法を「ペグワード記憶術」と言います。

 

既知の言葉のかたまりや、あらかじめ言葉の表を作っておいたりして、それらの言葉に記憶対象を関連付けて覚える方法です。

 

この方法を用いると、記憶対象の数が多い場合は言葉の表の数を増やせば良いですし、記憶対象の数が少ない場合には減らせば良いです。

 

 

ペグ法では、このようにあらかじめ頭の中に用意したペグに、「物語法」などを用いて、記憶対象を結合させていきます。

 

記憶対象とペグとで短い物語を作るのです。

 

「物語法」については、「物語法」の項目で詳しく解説しています。

 

そちらを読んで物語法について理解し、ペグ法を使ってみて下さい。

ペグワード記憶術

ペグワード記憶術は、「ワード」と名称に入っているだけあって、ペグ法の中でも、特に「言葉」をペグとして用いる方法です。

 

ペグワード記憶術は、記憶対象を言葉のかたまりに結びつけて覚える方法です。

 

この関連付けを行うワードを、ペグワードと言います。

 

既に知っている言葉のかたまりに結びつけても良いですし、新たに法則にのっとって作った言葉の表に結びつけてペグワード記憶術を用いても良いです。

 

通学や通勤までに通る駅名や、同じサークルの友人たちの名前、同じクラスである(だった)友人たちの名前、芸能人グループのメンバー名、好きなマンガや小説の登場人物たちの名前、本のタイトル、歴代大統領の名前、などなど。

 

ペグワード記憶術に用いることのできるワードは実にたくさんあります。

 

 

ペグワードに何を用いるかが問題ですが、何度も実際にやってみて、練習することが大切です。

 

また、「変換記憶術」の数字変換法や語呂合わせ法などを用いて、言葉の表を新たに作成して、それをペグワードのペグに用いることもできます。

 

その際は、ペグワードを作る際に、あらかじめ記憶対象と関連づけしやすいペグワードを作ると良いです。

 

この方法を取る場合、記憶対象の数に応じてペグワードの数を柔軟に調節することができます。

 

また、どうも関連付けしにくいな、と思うワードがあったら、そのワードを別のワードに変えてペグワード記憶術を使うこともできます。

 

関連付けする際には、「物語法」などを用いてそれぞれの記憶対象とペグワードを結びつけていくと良いです。

ペグ法記事一覧

場所法

場所法は、非常に歴史のある記憶術の方法です。場所法という名称以外にも、空間法、ルート法、ローマンルーム法、ロキ・メソッド、ロキ・システム、ジャーニー法など、様々な呼び名があります。この方法は、紀元前から使われてきたとされており、ローマ時代の有名な演説家たちは、演説する場所で前もって場所法を用いて演説...

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