聴覚・触覚記憶法

聴覚・触覚記憶法で記憶力アップ

聴覚・触覚記憶法では、記憶力をアップさせる方法のうち、主に聴覚・触覚のはたらきを活かした記憶力アップ法を解説していきたいと思います。

 

これらの記憶法は、やっている最中にも記憶力のアップ効果がありますし、その記憶法自体を行うことで、永続的な記憶力アップも見込めます。

音読して記憶する

聴覚記憶法として代表的なものとしては、音読するという方法が挙げられるでしょう。

 

音読するという記憶法は、古今東西、多くの国で古くから使われてきた方法で、やはりその効果は大きいです。

 

目による情報の入力と、音による情報の入力を同時に行うため、記憶力のアップが見込めます。

 

書く内容を音読しながら、音読している文字を書くという方法は、視覚、聴覚、触覚と3つの感覚を同時に使用するので、おすすめの方法です。

 

 

また、記憶対象を音読できるということは、確実に文字として対象を認識できているということなので、音読することには「見落としを防ぐ」という効果もあります。

 

しかし、やはり音読して記憶する方法には、「時間がかかる」という最大の弱点があります。

 

したがって、記憶対象によって音読して記憶するか、他の方法で記憶するか使い分ける必要があります。

 

基本的には、他の記憶法を行い、特に記憶しにくいものだけを音読して記憶する、という形を取るといいと思います。

 

 

音読して記憶する際の工夫としては、メロディーに乗せたり、リズムを取ったりして音読するのが効果的です。

 

単調に音読していくのでは、飽きてきますし、記憶しにくいです。

 

しかし、メロディーやリズムとともに記憶すると、そのメロディーやリズム自体が記憶対象を思い出すきっかけになるのです。

 

ぜひ、メロディーやリズムを付けて音読してみてください。

 

聞いて(聴いて)記憶する

聴覚記憶法として「聞いて(聴いて)記憶する」方法があります。

 

この方法は、自分が記憶したい内容をICレコーダーなどの音声再生機器を用いて再生し、それを聞く(聴く)という方法です。

 

講義の録音CDや、英語の音声教材のように、記憶対象がすでに音声化されているものがあれば、それを使うと良いです。

 

記憶対象が音声化されている音声素材が存在しなければ、自分で録音機器に音声を録音し、それを聞き(聴き)ます。

 

この方法を用いる際は、再生速度を調節できる音声再生機器を使うと効果的です。

 

ICレコーダーなどを使えば、自分の音声の再生速度でも速くすることができ、単位時間当たりの繰り返し回数を増やすことができます。

 

 

また、2倍速、4倍速、8倍速・・・とスピードを上げて聞き(聴き)取れるようになっていくと、脳が活性化されます。

 

そのことにより、記憶力がアップする人もいるようです。

 

聞いて(聴いて)記憶する方法は、記憶対象が発音できるものなら何でも使うことができる、応用性の高い方法です。

 

聴覚による記憶が得意な人や、聴覚による記憶力を鍛えたい人には特におすすめの方法です。

 

 

しかし、聞いて(聴いて)記憶した方が時間短縮になるかどうかは常に意識して使うべきです。

 

もしかすると、録音したりするのにかかる時間で、他の記憶法を用いて勉強した方が効率が良いかもしれませんからね。

 

聞いて(聴いて)記憶する方法は、眼と手を他の用途に使っていて使用できないといった時にはぜひ使って欲しい方法です。

 

他にも、聴覚記憶以外の勉強方法で疲れてきたら、聴覚記憶を行う、という用い方もできます。

 

耳しか使わないので、目が疲れてきたら目を閉じて休憩しながら勉強できます。

 

また、自分自身のやる気の有無に関わらず、受動的・強制的に勉強をすることができます。

書いて記憶する

触覚記憶法として最も代表的なものとしては、やはり「書いて記憶する」という方法が挙げられるでしょう。

 

書いた内容を体(手)で覚える、という方法です。

 

皆さんも、ひたすら書いて勉強する人を一度は見たことがあるでしょう。

 

書いて記憶すると、視覚と触覚という複数の感覚を用いるため、記憶の定着はかなり良くなります。

 

他のどの記憶法よりも書いて記憶するのが頭に入るという人もいます。

 

 

「書く」という行為をするためには、必ず文字を認識しなければならず、書き写せるということは必ずその文字を認識しているということなので、「書いて記憶する」方法には「見落としを防ぐ」という効果もあります。

 

「書いて記憶する」方法を取りながら、書く内容を音読するという方法は、視覚、聴覚、触覚と3つの感覚を同時に使用するので、非常におススメの方法です。

 

このようにメリットも大きい「書いて記憶する」方法ですが、しかしながら、やはり時間がかかり過ぎるという弱点があります。

 

もしかしたら、「見て記憶する」方法だけを繰り返した方が、早く覚えられたかもしれません。

 

 

また、書いているうちに手がつかれ、集中力が落ちてくることもあります。

 

他にも、書きあがったものが形として残るため、ただ手を動かすという「作業」をしただけで、全然記憶に残っていないのに、勉強した気分になってしまうというデメリットもあります。

 

これは結構な数の人が陥っていることと思います。

 

「書いて記憶する」方法を使う際には、これらのメリット・デメリットを踏まえたうえで、使うべき場合を見極めていくことが大事と言えるでしょう。