速読

速読とは

速読とは、文章などを速く読むことを指します。

 

「速読」のカテゴリーでは、文章を速くよむためには何をすべきか、ということを、詳しく解説していきたいと思います。

 

文書を速く読む、ということは、文字を認識するスピードを上げるということです。

 

文字を認識するスピードを上げるためにはどうすれば良いかと言うと、視幅」を広げ、「視速」を速める訓練を行えば良いのです。

 

この二つの力を鍛えることで、速読ができるようになるのです。

 

「視幅」は「視野で認識できる範囲」のことで、「視速」は「視線の移動速度」のことです。

 

視野で認識できる範囲を広げ、視線の移動速度を速めれば、文章を認識するスピードをアップさせることができるのです。

 

 

速読と記憶は一見無関係に見えますが、実は大きな関係があります。

 

速読ができるということは、文章を「記憶」できているということです。

 

直前に読んだ内容を覚えた状態で、次の文章を読むことにより、文章を理解することができるのです。

 

つまり、速読をするためには瞬間的に文字を認識して記憶する必要があるということです。

 

速読を使うことによって、記憶対象を何度も復習できるようになりますし、速読の練習それ自体が記憶力アップに効果があるので
す。

 

速読を活かした記憶法は、速読について解説した後で解説したいと思います。

速読のやり方・方法 視幅について

ここでは、「視幅」について詳しく述べて行きましょう。「視幅」は「視野で認識できる範囲」のことです。

 

「視幅」を広げることで、一度に認識できる文字数を増やすことができるので、読むスピードのアップに繋がります。

 

皆さんが読書をする時、ほとんどの人は一文字ずつ読んでいることと思いますが、意識的に訓練していくことで、数十、数百の文字を一目で認識できるようになるのです。

 

そのためには、まず脳内での文字の音声化を止める必要があります。

 

それができたら、一度に認識できる文字数を増やしていきましょう。

 

 

皆さんが本を読んでいる時、読んでいる文字以外の文字も、確かに視界には入っていますよね?

 

しかし、視界の端の方の文字は、確かに視界に入っているはずなのに読むことできないと思います。

 

「中心視野」と言われる視線の先の、ごく狭い範囲では認識能が高く、一方、「周辺視野」と言われる中心視野の周りの認識能が低いからです。

 

 

しかし、訓練によって周辺視野の認識能をアップさせることができます。

 

周辺視野の認識能をアップさせることで、一目で認識できる量が増加し、速読が可能になるのです。

 

また、周辺視野を拡大することで、外を歩いている時にものにぶつかったり、つまづいたりしづらくなります。

 

また、周りの人間の位置や動きを把握できるようになっていくので、多くのスポーツ選手が周辺視野拡大トレーニングを行っています。

 

文字を読む際に意識して、一度に認識できる文字の数を少しずつ増やしていきましょう。

速読のやり方・方法 視速について

ここでは、速読の「視速」について詳しく述べて行きましょう。「視速」は「視線の移動速度」のことです。

 

「視速」を速めることで、文字を認識した後、すぐに次の認識すべき文字に視線を移せるので、読むスピードのアップに繋がります。

 

「視速」を速めるためには、何をすれば良いかと言うと、「眼球を動かす筋肉を鍛える」ということをします。

 

 

眼球を動かす筋肉には、上斜筋、下斜筋、内側直筋、外側直筋、上直筋、下直筋の6つの筋肉がありますが、意識的にこれらの眼球を動かす筋肉(外眼筋)を鍛えている人はほとんどいないでしょう。

 

日常生活ではほとんどが「中心視野」だけでこと足りるため、眼球を動かす機会はほとんどありません。

 

何か正面にあるもの以外のものを見る時も、眼球を動かして見る人はほとんどおらず、ほぼ全ての人が首を曲げて顔ごと移動させていることと思います。

 

このように、普通に日常生活を営んでいては眼筋を利用する機会があまり無いため、かなり意識して眼球を動かさないと外眼筋を鍛えることはできません。

 

「外眼筋」を鍛えることには、筋肉がつくことで目の血行が良くなり、また目が疲れにくくなるため、外眼筋の衰えに基づく低視力の回復に役立つという効果もあります。

 

次項の「外眼筋のトレーニング法」で、眼筋の鍛え方については詳しく紹介していますので、そちらを読んで実際にトレーニングを行って外眼筋を鍛えて行きましょう。

 

 

普通の筋トレと同じように、一度やっただけでは効果はありません。

 

速読をするためには、継続的に外眼筋を鍛えていく必要がありますので、できるだけ速読のトレーニングの間隔を空けずに行いましょう。

脳内音声化〜速読の妨げ

これ以降では、速読を習得するための効果的な速読のやり方・方法について解説していきます。

 

「視幅」を広げ、「視速」を速め、速読を行うために常に意識すべきことは、「脳内で文字を音声化しない」ということです。

 

脳内音声化が速読のスピードに大きな制限をかけてしまいます。

 

「脳内で文字を音声化する」とはどういうことかというと、文章を黙読しながら頭の中で音に変換することです。

 

いちいち文字を音に変換しなおしているから、認識が遅くなるのです。文字を文字のままとらえて、意味を理解すれば、認識するスピードを上げることが可能になるのです。

 

脳内で音声化しても、ある程度の速さまでなら速読スピードを上げることができますが、やはり限界があります。

 

 

日本の小学校の低学年では、国語の文章を「音読」させるため、知らず知らずの内に文字を音声化する癖がついてしまい、黙読の際にも脳内で文字を音声化してしまうのです。

 

しかし、これは速読の大きな妨げとなります。

 

音読も記憶の定着を助けるために行った方がいい場合もありますが、速読をする際には、「脳内で文字を音声化しない」よう、意識的に気をつけ無ければなりません。

 

どうしても音声化してしまうという人は、音声化ができないぐらい速く文章を読んでいけば良いです。

 

意味が理解できる速さをよりもさらに速いスピードで速読していくのです。

 

文章を「目」で認識することを意識しながら、音声化を防ぎましょう。

速読のトレーニング方法 外眼筋1

ここでは、外眼筋のトレーニング法を紹介していきたいと思います。

 

外眼筋のトレーニング法としては、目を動かすという方法しかありません。

 

他の筋肉トレーニングのように、おもりをつけて負荷を与えるという方法が眼球には取れませんから、単純に目を動かすという方法しかありません。

 

 

まず、道具を用いずにやる方法を紹介していきましょう。

 

まず、眼球をぐるぐる回すという方法です。右回し、左回しと同じ回数ずつぐるぐる回します。ゆっくり回したり、速く回したり、大きく回したり、小さく回したりします。

 

色々な方法で動かすことで、視線の移動スピードを上げるだけで無く、視線を細かく動かすこともできるようになります。

 

 

他の方法としては、「指」を使う方法があります。

 

両手の人差し指を顔の横で立て、指の先端を交互に目で追っていくのです。

 

指の先端の位置を様々に変え、視線の横の移動、縦の移動、斜めの移動などを行い、出来るだけ速く視線を行き来できるよう、訓練していきましょう。

 

最初はこんなにも自分は眼球を上手く操れないのかと驚くと思いますが、これらの訓練を日常の空き時間に意識的に行っていくことで、外眼筋はどんどん鍛えられていきます。

 

積極的に空き時間を使って練習していきましょう。

速読のトレーニング方法 外眼筋2

外眼筋のトレーニングで道具を使う方法としては、本の文章や図形に沿って目を動かすという方法があります。

 

本を使う方法では、縦書きの本なら文章の上端と下端の文字を目で追っていきます。

 

1行目の上端の文字→1行目の下端の文字→2行目の上端の文字→2行目の下端の文字→・・・・というように順に視線を移動させていきます。

 

横書きの文章の場合なら、左端から右端に同じように視線を移動させていきます。

 

出来るだけ速く、スムーズに動かしていきます。

 

この時は、文字を読もうとは意識しなくても良いです。

 

 

図形を使って外眼筋を鍛える方法としては、左上ににあるような図形(本当は眼を大きく動かす必要があるようなもっと大きなサイズ)に沿って視線を移動させていく方法があります。

 

図は横のギザギザで,これによって横方向の眼球の動きで使う外眼筋を鍛えます。

 

縦方向の眼球の動きで使う外眼筋は、縦のギザギザの図形に沿って視線を動かして鍛えます。

 

また、複雑な直線や曲線で構成された図形に沿って目を動かしたりして、細かな眼球の動きを鍛えます

 

 

他には、動く図形を使って外眼筋を鍛える方法があります。

 

コンピューターでプログラムされた動きに沿って眼を動かします。画面上を動く図形を目で追ったり、表示される図形の方向に視線を移動させたりして外眼筋を鍛えます。

 

コンピュータープログラムによる方法は外眼筋を鍛えるのに効率的で、非常に効果が高いです。

 

眼筋トレーニングプログラムの例
※簡単な速読プログラムの体験ができるサイトです

 

このサイトで速読トレーニングプログラムがどんなものかが、だいたい分かると思います。

 

 

眼筋をより効率的に鍛えたいなら、速読系の教材によって鍛える方が良いでしょう。

 

先のサイトよりも、図形の動きが複雑であったり、多段階の速さ調節ができたりするので、無料のトレーニングをやるよりもはるかに効率良く鍛えることができると思います。

 

外眼筋を鍛えることは、速読のために非常に重要です。


速読のコツ ブロック読み

速読をするためのコツと言えるのが、「ブロック読み」です。

 

ブロック読みとは、文章をいくつかのブロックに分け、読み取るブロックを順番にずらしていって読む方法です。

 

文章を縦にも横にも十数文字、数十文字というようなブロック単位で意味を把握していく読み方です。

 

 

「視速」と「視幅」を鍛えていくことによって、よりブロック読みで速く速読できるようになります。

 

「視幅」を鍛えることによって、一目で認識できる範囲が広くなっていきます。

 

また、外眼筋を鍛えて視速が速くなることによってブロックからブロックへの視線移動を速くすることができます。

 

一目で認識できる範囲で文章をブロックに分け、そのブロックの中央から中央へ視線を移動させていくのです。

 

この際、視線を速く移動させるだけでなく、各ブロックの適切な位置に移動させることも重要です。

 

視幅が広くなり、認識できる範囲が広くなっていくと、視線の移動頻度を下げることができるので目の疲れを少なくできるというメリットも生じます。

 

ブロック読みができるようになれば、圧倒的な速さで文章を読むことができるようになります。

 

ブロック読みができるようになっても、さらにそのブロックを大きくし、視線を正確に速く移動できるようにトレーニングしていき、さらにブロック読みを強化していきましょう。

速読記憶法

速読記憶法とは、記憶対象を認識するスピードを上げることで、単位時間あたりの繰り返し回数を増やし、記憶の定着を図る方法です。

 

記憶法の中で最も応用範囲の広い方法と言え、絶対に身に着けるべき方法と言えます。

 

記憶対象に他のどの記憶法を用いたとしても、最終的には速読記憶法で復習を繰り返すことが多いため、とても重要な記憶法です。

 

速読記憶法は、速読を用いて記憶する方法であり、まずは速読を身に着ける必要があります。

 

 

まず、速読記憶法を実際にどのように勉強に使っていくかを解説します。

 

勉強する本を、自分の理解のできる速さで読むことを重視して下さい。

 

理解が難しいところでは、読むスピードを落とし、じっくりと考えながら読んで下さい。

 

理解していないところを速読記憶法で何度も復習しても、無意味です。

 

良く理解できていないということは、他の知識との関連付けが十分になされていないということなので、すぐに記憶から抜け落ちてしまいます。

 

反対に、理解が容易なところや、情報の密度が小さいところではスピードを上げるのです。

 

学習する内容に応じて、読むスピードを柔軟に変化させなければなりません。

 

 

速読記憶法を用いて復習する際には、本を速読していって、内容を思い出せたらすぐに次を見る、というようにします。

 

この際に思い出せないところや、思い出すのに時間がかかるところがあったら、再度じっくり読んで理解しなおす、ということをします。

 

復習を何度繰り返してもなかなか記憶できない、というところでは、関連記憶術を使って記憶しましょう。

 

以上が速読記憶法の使い方です。

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